【映画】ジョゼと虎と魚たち

かしお
かしお

2日前のテーマ「最近泣いたこと」で書いたけど、

自分の感情のアンテナを鍛えるために映画を観たよ!

まず「ジョゼと虎と魚たち」というタイトルからしてなんの映画だか全く検討がつかない。虎?魚?ジョゼは何人なの??

Amazonのプライムビデオで観ることができる映画の中から適当に選んだのだが、最初は正直期待していなかった。

でも観始めるとだんだんと惹き込まれていつの間にか涙が出て…まんまと感情を揺さぶられてしまったのである。

とりあえずメモ程度に記憶に残ったシーンや内容などを箇条書きにしておく。

  1. ジョゼとつねおの関係性の変化(最初はお互い嫌なやつだと思っているがだんだんとかけがえのない存在へと変化する)
  2. ジョゼの変化(最初はばあちゃんに言われるがまま家に閉じこもっていたが、つねおと海に行ったことをきっかけに外出するようになった。外は怖いと思っていたが楽しいこともあると知り、つねおにも心を開くようになる。笑顔も増える)
  3. ジョゼがつねおのバイト先についていき、つねおがみんなと仲良くしているのを見て居心地が悪くなり拗ねてしまう
  4. つねおがジョゼにクラリオンエンゼルのランプをプレゼントする
  5. ばあちゃんが亡くなった後、ジョゼの家に来た自治会長たちがジョゼに「夢じゃなくて現実をみろ」と言う(そして絵を仕事にするという夢をあきらめるジョゼ)
  6. ジョゼが自分の描いた絵と物語をつねおや子どもたちの前で朗読する(絶望していたつねおに希望の光がさす)

最初はジョゼの生意気な態度に「うわー」と思っていたが、もし自分が生まれつき足が動かず、車椅子で外出すればぶつかられたり舌打ちされたり、そんな辛い目に遭っていたらどうだろうか。

そう考えると彼女のように他人に対して心を閉ざしたくもなるし、家から出るのを怖いと思うようになってしまうだろう。

健常者が当たり前のようにもっているものに、どれだけ手を伸ばしても届くことがない。それをジョゼは知っていたからつねおにあんな態度だったんだろうと理解できた。

また改めてピックアップした内容について自分の感じたことをつらつらと追記したいと思う。

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