かしお
漫画を描きたい描きたい、と思いながら描けないのはなぜか。
それはもう「描きたいことがないから」しかない。
正確に言うと「描きたいことがわからなくなっている」「迷子になっている」のかもしれない。
SNSで面白い漫画にたくさん出会うと「こんな感じの面白い話が描きたいなぁ」って思うんだけど、それをまんま描いてしまうとパクリだしそのエッセンスを取り入れようとしても私にはうまく料理できない。
結局その人が試行錯誤して考え抜いて描いたものだから面白い作品に仕上がっているんだ、という結論。
じゃあ私の描きたいものって何なんだろう。
昔はよくノートにらくがき漫画を描いたものだ。あの頃は時間を忘れて夢中になって描いていた気がする。
恋愛・ギャグ・異世界もの…が多かったかな。
とにかく設定とか細かいことは考えずにすぐにノートに描き始めていた。(だから途中で飽きて行き詰まって描くのをやめてしまうのだが)
そういう勢いで描く、というのも今となっては大事なことだったのかもしれないと思った。
今の私にはその勢いで描くということが全くなくなった。やっぱりそこには描きたいことが存在していないから。
考えられる原因はなんなのか、私なりに推測してみる。
- 歳をとって色んなことへの興味・関心・好奇心が薄れてきた
- 好きなものや推しがないから(まさに偏愛)
- 自分のことばかり考えていて外に目線が向かない(①と似ている)
- 他人とのコミュニケーションが減ってきたから・他人に興味がない
- 家に引きこもりすぎて外で色んな体験をする機会がない
- 本・映画などのインプットが少なく知識も浅い
- 自分の感情に無関心で、その感情の動きを言語化できない(観察とアウトプット)
- 行動するための体力が減少してきた
ダブっているところもあるけどざっくりこんな感じではないだろうか。
一言でまとめると「様々なことや他人に興味・関心が持てず、インプットとアウトプットが少ない」
…創作しようという人間にとって致命的というか…このままじゃ絶対創作無理じゃね笑
とりあえず「なぜ漫画が描けないか」に対しての課題が見つかった。
あとはそれを解消するにはどうしたらいいか。具体的に何をするのかを考えて実行していけば良いのではなかろうか。
その方法を次回のブログメモで書いてみようと思う。
